外車を査定に出す場合のポイント

外車を売る場合は、買取店より先にディーラーで査定をしてもらう事。

Q,外車を査定に出したら価値0円でした。どうすれば高く売れますか?

安く買い叩かれてしまう外車を高く売る流れとは。

外車の場合は、査定基準が国産車と全く異なることがあります。

値段の推移だけをとっても国産とはかなり違います。最初の1年でグッと値段が落ち、その後は徐々に値を落としていくパターンが一般的です。モデルチェンジがなければ、2年目と3年目で極端な差がないことも多いです。

また、程度の差が走行距離に比例しないことも多いため、査定員が金額をはじき出すのに頭を悩ませることが多いのも外車の特徴です。

走行距離と程度の差が外車の場合、特に比例しないため整備記録簿がカギになります。

車に対する考え方の国による違いが大きく出ているのが外車の特徴ですよね。

どの国の車も基本的には、各部品の耐用年数や走行距離が日本の車とは全く違います。

例えばオルタネーターと呼ばれる発電機部品。

日本車は最低でも10万キロ、下手をするとその車を廃車にするまで交換しないでも壊れることが無いのがあたり前の部品です。

実はこのオルタネーター、外車の本国では日本と走行条件が異なり、もっと長く使える部品なのです。ところがゴーストップ(信号機)が多い日本での使用ですと、多くのメーカーでは6万キロくらいから壊れる頻度が増える部品なのです。

ですから外車の場合、走行距離が5万キロ前後または5年目で車検を迎え、正規ディーラーに車検整備をお願いすると殆どの場合交換されてしまいます。

もちろんまだ使える部品ですので交換する必要はないのですが、外車ディーラーでは前もって交換することを推奨しています。

なぜなら、交換しないで車検を通した場合、次の車検を迎える前、6万キロ前後でその部品が壊れて動けなくなったとしたら「○○の車は壊れる」という噂がたってしまいます。

これはディーラーとしてもメーカーにとっても本意ではありません。
正に転ばぬ先の杖で交換してしまうのです。

同じようにブレーキ関連・水回り関係も早めに交換されます。
多くの部品の集合体である車一台だと、かなりの部品交換を前もって行うことになります。

これが全て整備記録簿に残ります。

ディーラーで車検を受けず民間やユーザー車検を行った車は、整備記録簿を見れば一目瞭然です。

全ての整備をディーラーで行っているのであれば、多少の過走行でも実際の正規ディーラーでの下取り値は高くなります。

 

正規ディーラーでの整備記録が殆ど無い車の場合、走行距離が短くてもディーラーでの下取りは低額査定になります。よほど低年式車以外はその中古車部門で販売するため、一から整備をする必要があるからです。

ところが、一般のユーザーさんが中古車購入時に最も気にするのは走行距離の多い少ないです。
そこを見越して買い取り店としては、整備記録よりも走行距離を重視します。ここがややこしいところです。

ディーラーで整備を行っていた場合は、走行の多少にかかわらず"まずディーラーでの査定"を行ってから買い取り店に持ち込むことをお薦めします。

場合によってはディーラーの査定価格の方が高いこともあります。

走行距離が少ない場合は、ディーラーでの価格を参考に買い取り店で査定を行って下さい。

これは蛇足ですが、
特に外車の場合同じ3年落ちの車でも、整備状況と乗り方によって実際の程度が全く変わってきます。

毎日100km以上の距離を走り、整備をキチンと行って来た走行距離10万キロの車と、毎日の買い物だけのチョイ乗りが殆どだった走行1万キロで車を比較した場合、前者の方が機械としての程度が良いことはよく有ります。

ただし、見た目の傷・シートの傷み・走行距離を見て殆どの方は敬遠してしまうので、10万キロの車を買い取り店が高値で買うことはありません。

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